笑顔の森 〜ポジティブへの扉〜

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素敵な本との出会い

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。エモです。

本日は私が最近読んだ本について綴っていこうと思います。 

 

 

英訳された小説に物申す

当然、細かい表現、日本独特の文化や習慣などは日本語で読んだ方がしっくりくるのだが、英訳されていても、日本人であれば読みやすいと思っていた。

 

英訳された小説を読み続けるうちにいくつか気づいたことがある。それは…

 

  • 日本語であれば自然な会話や表現も、英語だとぎこちないところがある
  • 英語のミスや人名を間違えるなどのあってはならないケアレスミスがある 

 

日本人が英訳された本を読まないと思ったのだろうか…。更に、有名人の名前を思いっきり間違えていた(‼︎)。福山雅治さんを、"Yuji Fukuyama"て、おーーーい(怒)。誰のこと?と思ってしまった(笑)。「これは酷い!」とつい言ってしまっていた。

 

これは…出版社に伝えた方がいいのだろうか。こんなことが何度かあり、ミスの多さにショックなのと、やはり日本の小説はできたら日本語で読みたいという気持ちが勝ってしまった。

 

素敵な本との出会い

…というわけで、最近Amazonで6冊の本を購入。高評価だったものを選ぶ。

 

日本の書店に直接行けたらちょっと冒険したくもなるが、さすがに送料が高いので今回はレビューを見てから購入。

 

日本からやってきた本の中から一冊目に読む本を選ぶ時、かなり迷ってしまった。どれも面白そうで、ワクワク♪今回は住野よるさんのまた、同じ夢を見ていたに決定。

 

また、同じ夢を見ていた

あらすじ:

「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていき―。

引用:本書 裏表紙

  

感想

※ネタバレなし 今後読む予定の方は飛ばしていただいてもOKです♪

 

読書家の方達のように上手く要約したり評価はできませんが、ご了承ください。

 

一見、賢く小生意気で話し方にかなり癖がある主人公。私には合わないかな…と感じるが、それでも読み進めていくと、その世界にどんどん吸い込まれていく。

 

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偉そうな態度や大人びた口調とは裏腹に、とってもピュアな心をもつ少女。子猫との出会いから、不思議な縁で知り合う人たち。その関係性が注目されるところ。

 

国語の授業で「幸せとは」について考えさせられる。その難題の答えを見つけようと、不思議な縁のある友達から少しずつヒントをもらう。

 

そんな中、隣の席の大人しい男の子がクラスのいじめっ子に絡まれる。正義感も気も強い彼女は彼の代わりに言い返すが、それを繰り返すうちに彼女もいじめに遭ってしまう。

 

彼女は「幸せ」の定義を見つけられるのか…?

 

大人びた絵本を読んでいるような、子供にも読める小説を読んでいるような。でも、大人じゃないと分かり得ない深い部分もある、純粋でどこか懐かしい物語。ちょっとジブリのような、何とも言えない不思議な感覚を覚える。

 

物語にももちろん引き込まれるものがあるが、私はこの作家の情景描写に惹かれる。とても丁寧で繊細で、まるで少女と共に経験しているような感覚。

 

皆さんの幸せとは…?

 

今日もみんなが笑顔で過ごせますように💖

 

最後まで読んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡