***この記事では私が海外の教育を受けて気づいた、日本の教育がこうだったらよかったな、と思うことを紹介します。
海外での教育を終え、日本の授業風景を思い返すと、日本の教育は一方通行だったということに気づく。
先生の言うことを聞く。先生が黒板に書いたことを書く。先生が名簿順、もしくは席順に当てていく。といった具合に。
ここで疑問が生まれる。
いったい誰のための教育なのか?
皆同じことを聞き、同じことを書き、同じ答えを求められる。学ぶ内容も個々の考えもコントロールされていた気がする。
海外の義務教育を受けていないので、大学や大学院とは多少違いがあるかもしれないが、日本と他国との教育の違いに気づいたのは、グループでプレゼンした時だ。
私の通っていた大学はプレゼンの数が多かった。大学だけでもおそらくプレゼン、面接、口述試験などを合わせて15回ほどあり、ペアORグループワークもいくつかあった。
大学院はもっと辛かった。セミナーでは意見を交換し合い、1コースに1〜2回は最低プレゼンがあり、中には毎週グループでプレゼンというコースもあった。
意外かもしれないが、私は一人でプレゼンする方がよっぽど楽だった。それは意見を交換しなくてもいいからだ。私の考えが間違っていたらそれは私個人の責任であり、私個人の成績になるが、グループで発表した場合、連帯責任になってしまう。
日本で意見交換やプレゼンに慣れていなかった私は、大学でも大学院でも痛い目に遭った。何も言わないと「意見がない人」「何も考えていない人」になってしまう。でも、変なことを言いたくない。恥ずかしい思いをしたくない。こんな思いとずっと葛藤していた。
日本の教育にすべて責任転嫁したい訳ではない。もちろん、私の努力次第である程度どうにかなったのだろう。でも小中高と、少しずつ慣らしていけば、かなり違っていたと思う。きっと私のように苦労した人はたくさんいるはずだ。
少なくとも、子供たちの疑問や興味に耳を傾けてあげてほしい。質問させてあげてほしい。ただ、暗記をしたり与えられた答えを選ばせるのではなく、考えさせる授業にしてほしい。そうでないと、みんなの個性が奪われてしまう。
自分の意見が言えてプレゼンができると大学だけでなく、社会でも役立つ。また、こういったスキルはすぐに備わるものではない。義務教育から鍛え、社会にも世界にも通用する人材を育てていくことが大切なのではないだろうか。
今日もみんなが笑顔で過ごせますように💖
最後まで読んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡
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