笑顔の森 〜ポジティブへの扉〜

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英国トリビア事典

 

いつもお読みいただきありがとうございます。本日は私が今まで経験した英国(主にイングランド)の変わった風習、文化、歴史をご紹介していきます。聞いたこと、見たことがあるものもあるかもしれませんがお付き合いいただけますと幸いです。たくさんありますが、その中から私が気になったものを選びました。

イギリス人のティータイム

日本では「3時のおやつ」と言われているように、午後3時前後におやつを食べることが多いが、イギリスのティータイムは午後4時

 

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なぜ4時なのか。それは19世紀に遡る。その当時、食事は朝晩の2回だったため午後4時頃になると7代目公爵夫人のアンナ・マリアさんがお腹を空かせていたそう。そこで、彼女が紅茶、パン、ケーキなどの軽食をとり始め、友人を招くようになる。それが「アフタヌーンティー」と呼ばれるようになったのだそう。

 

参考リンク:The history of afternoon tea - a great British tradition

      History of Afternoon Tea

 

イギリス人のクッキーの食べ方

イギリス人は、クッキーやビスケットを紅茶の中に浸してから食べる。それだけでも驚いたが、時々熱々の紅茶にホロホロのビスケットを入れた時、ビスケットの一部が紅茶に落ちてしまうのだが、それも気にせずに飲んでいたのだ(‼︎)。初めて見た時は衝撃的だった。

 

私はサクサク食感が好きだから湿らせたクッキーを食べることに抵抗がある…。

 

流石にチョコレートビスケットやチョコでコーティングしてある場合はしないようだ(笑)。ちなみにイタリアでもビスコッティなどはコーヒーに浸して食べるそう。

 

イギリスのビール

主人とパブに入った時。ビールを注文し、一口ゴクリ。ぬ、ぬるい…。そう、イギリスのビールは常温で飲まれることが多い。輸入ビールは冷やすこともあるそうだが、常温で飲むことがビールの本来の味を知る、通な飲み方らしい…。

 

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確かに常温だとそのビールの香りや味が強調される気がする。イギリス人はそれを大切にしているのかもしれない。

 

これは私個人の意見だが、イギリスは夏が短く、暑いOR暖かい日が少ない(最近は気候変動で変わりつつある)。年間を通し涼しい〜寒い日が多いのでキンキンに冷やすよりもそれくらいがちょうどいいと感じたのかもしれない。

 

隣人はライバル

ハリーポッターを見た、もしくは読んだ事がある方ならうっすら覚えているかもしれない。ハリーが住んでいたダーズリー家(特にペチュニアおばさん)は常に世間体を気にしたり(←ちょっと日本に似てる?)、隣人の庭を覗きこんだり噂話にはいつも耳を傾ける。

 

小説や映画の中では一部、実話であっても少し話を盛ることもあるだろう。でも、知り合いのイギリス人の家(仮にA家とする)にいた時、私は見た。

 

A家はしばらく前からリフォームをしていた。新しい冷蔵庫が届いた時、私はたまたま窓際にいてふと外を見ると、向かいに住む人がカーテンの隙間から、何が行われているのか、どんな冷蔵庫なのかをチェックしているではないか(笑)。

 

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イングランドでは、隣人が何かを購入すると、自分たちはもっと良いもの、大きいものをと競うらしい。だから周りの変化には敏感で常にアンテナを張っている。←まさにペチュニアおばさん。

 

小説の中の話だと思っていたから、その現場を目撃した時は笑ってしまった。

 

クリスマス

ブリジット・ジョーンズの日記を見たことある方は分かるかもしれないが、クリスマスが近づくと「醜いクリスマスジャンパー(セーターのこと)」を着る大人が現れ始める。

 

ブリジット・ジョーンズの日記を見た時は、”こんなセーター着る人今時いないでしょ”と思っていた。…がしかし!いたのだ(笑)。各家庭や人によるが、それが伝統や楽しみになっているらしく、私たちが行ったクリスマスパーティーでもみんな(特に大人)がトナカイやらサンタやら雪だるまのデザインの派手なセーターを着ていたのだ。

 

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その時はこんな伝統(?)があるとは知らず、普通の格好で行った私たちは逆に浮いていた(笑)。現在は北米でも人気らしく、誰が一番醜いセーターを着ているのか競い合ったりもするそうだ。

 

スポーツの歴史

サッカー、クリケット、ラグビーなどの球技はイギリス発祥であることはご存知の方も多いのではないだろうか。

 

中でもラグビーがイングランドのウォリックシャー州にあるラグビーという町で生まれたということもご存知だろうか。

 

このスポーツは、1823年にラグビースクールという13〜18歳までの学生が通う学校で生まれた。当時、ラグビーがまだサッカーのようにプレイされていた頃*、ウィリアム・ウェッブ・エリスという学生が試合中にボールを手で持って走り始めるというルール違反をしたことがきっかけなのだそう**。

 

*手で受け止め、投げることは可能だったそう。

**詳細は情報源により多少違うことも。

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私はずっとラグビーには興味がなかったのだが、数年前にノーサイド・ゲームというドラマを見て、意外と面白いスポーツなのだと知った。今では日本でもかなり注目されているスポーツだが、今後の活躍や人気はどう変わっていくのだろう。

 

参考リンク:History of rugby

      Rugby School - A History of Rugby Football

 

いかがでしたか。みなさんはいくつご存知でしたか。なかなか奥が深いですよね^ ^

 

今日もみんなが笑顔で過ごせますように💖

 

最後まで読んでくれてありがとう╰(*´︶`*)╯♡